GINZA 和貴

「宗廣力三 縞・絣、紬という美」展(10/22~30)

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着て感じる秋の名作家展 第2段は宗廣力三氏を特集致します。
紬縞織・絣織という唯一の技法で重要無形文化財技術保持者として認定された宗廣氏は、元からの染織者ではなく
郡上という地域を活性化するために若者を教え、羊を飼育し、ホームスパンを取り入れるなど農業に奔走する人でした。

昭和22年にインドのエリ蚕(野蚕)を入手して以来、地域に以前からあった郡上紬を郷土産業とすべく復刻のため染織を研究します。

糸が自然に染料を吸い上げる特性を生かし、少しずつ糸を引き上げたり染料の量を調整したりと工夫をこらして作り上げられたのが「どぼんこ染め」です。糸質や染め方は無論ですが染料や意匠など細やかなこだわりが特徴の郡上紬ですが、その特徴はなんといっても「技を感じさせない技」であること、着物や柄が前に出過ぎることなく、着る人を引き立てます。

貴重な人間国宝・宗廣力三氏の作品をはじめ、ご子息の陽助氏、ご血縁の恭仁子氏など「郡上紬」の魅力をお楽しみ頂ける機会です。どうぞお楽しみに。

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